日本人初のNBA1位指名が期待される八村塁選手。
そんな八村塁選手にはそっくりな弟がいるって知ってました?
その名は八村阿蓮。
そんな弟八村亜蓮さんも将来有望なバスケットボール選手。
八村家は塁選手だけじゃないんです!
今回は、そんな八村亜蓮選手について詳しくお伝えしたいと思います。
Contents
八村塁にはそっくりな弟がいる

八村塁選手は3人兄弟。
そんな八村亜蓮選手は八村家の2番目の次男。
兄とは非常に仲が良く、容姿もめちゃくちゃそっくりです。

体格だけでなく髪型までそっくりなので、見分けるのが非常に難しいレベルですね(笑)
ちなみに、右側が八村亜蓮選手です!
八村塁の弟の八村阿蓮とは?
では、まずはじめに八村阿蓮選手の簡単なプロフィールをご紹介しましょう。
名前 八村阿蓮(はちむらあれん)
生年月日 1999年12月20日
身長 198cm
体重 95kg
出身 富山県
兄の塁選手とは2歳差の弟。
身長も2m近くあり、兄に負けず劣らずの日本人離れした体格です。
八村阿蓮がバスケを始めたきっかけは兄の存在
意外なことに小学校6粘性まで八村阿蓮選手はスポーツをやっていなかったそうです。
そんな時、兄の塁選手の影響を受けバスケットを始めたそうですね。
また、幼い頃はサッカー選手だったと語っています。
その頃から身体能力にはその頃から光るものがあったのでしょうね。
おそらく、サッカーをやっていてもプロぐらいまでにはなれているでしょうね。
八村阿蓮は中学から単身東京に越境入学

進学先は東京のバスケットの名門梅丘中学校。
しかし、おや?っと思ったことでしょう。
兄の塁選手は富山市立奥田中学で地元の学校に進学しています。
この弟の八村阿蓮選手だけ中学校が東京なんですね。
八村阿蓮は実は中学校から越境入学しています。
というよりも、途中から転校した。というのが正しいようですね。
こちらが、同じ北陸出身で同じ東海大学のバスケ部に所属している大倉颯太。
この大倉颯太へのインタビューで八村阿蓮選手について聞かれた時。
以下のように答えていることからわかります。
仲が良くなったのは中学校2年で、阿蓮がまだ奥田中にいて北信越選抜で一緒になった時です。梅丘中に移っても全中で対戦したり、U-16で一緒だったりしたので、ずっと仲は良かったです。
https://basket-count.com/article/detail/5206より引用
このように、最初は兄の塁選手と同じ富山市立奥田中学に入学した。
しかし、途中からもっと自分のバスケットを高めることができる環境にいたい。
そんな思いから東京の梅丘中学に転校したということですね。
八村阿蓮は兄と同じ宮城県の明成高校出身

八村阿蓮選手の高校も兄の塁選手と同じ宮城県の明成高校に進学しました。
高校の進学理由は、兄の塁選手の背中を追って進学。
という理由の他に「親が別々のチームを応援するのが大変だから」そんな理由もあるようですね。
進学理由については、インタビューでは以下のように答えています。
僕は明成しか考えてなかったです。塁が明成にいて、3年と1年で別々の高校に行ったら親が応援するのが大変になってしまうので、最初から明成に行こうと思っていました(阿蓮選手は兄のことを『塁』と呼んでいる)。塁からは「厳しいぞ」と聞いていて、来てみたら想像以上に厳しかったですけど、日本一になるには厳しいのは当然です。
https://basket-count.com/article/detail/3914より引用
3年年の時には高校バスケの最高峰「ウインターカップ」で大車輪の活躍。
兄の塁選手が3年生の時以来の2年ぶり5度目の全国制覇に導いています。
八村阿蓮は東海大学に進学
八村阿蓮選手は東海大学体育学部競技スポーツ学科に進学しました。
東海大学では大学バスケット界でも1・2を争う強豪。
そんな名門バスケ部において1年生ながら先発を任される八村阿蓮。
早くもその頭角を表し、将来を非常に期待された選手です。
東海大に進学したきっかけは明成高校の恩師佐藤久夫先生の助言。
トレーニングをしっかりやるチームが良いとアドバイスをもらって、環境面で東海大を選んだ。
そう八村阿蓮選手語っています。
また、東海大学バスケ部は非常に良い雰囲気の部活。
そういった理由も進学理由の一つのようです。。
🇯🇵#リソウハク 密着🇰🇷
先輩のために働く八村阿蓮&大倉颯太(東海大2年)😂@allen_hachi @SotaOkra #大学バスケ pic.twitter.com/JuAD9bgt6h— CSPark (@CSPark_JP) 2019年5月16日
かなり先輩後輩関係なくフレンドリな環境ですね!
実際にインタビューで部活の雰囲気についてこう答えています。
――東海大学のいいところは?
八村 先輩方がコミュニケーションを取りやすいようにしてくれていて、仲の良さは大学一だと思います。話すのが気まずい先輩もいないですし、みんな仲良くできているのでそこは強みだと思います。
https://basketballking.jp/news/japan/univ/20181220/123310.htmlより引用
常に兄の八村塁と比べられる存在の弟・八村阿蓮

才能型の兄・八村塁と努力型の弟・八村阿蓮
あるインタビューで自身もアメリカの大学でプレーすること。
そんな進路について質問された八村阿蓮選手はこう語っています。
――大学では兄のように海外でプレーをする選択肢はなかったのですか?
いやぁ……自分は本当に下手だったので、下級生の頃はそういう考えはありえませんでした。塁は高3年の1年間をかけて勉強でも準備をしていたので、勉強のことを思うと、高2の頃には進路を決めたほうがいいですよね。そう考えると、自分が高2の時に海外でプレーすることは全く想像できませんでした。もっと早くに海外の試合を経験できていれば違ったかもしれません。
https://basket-count.com/article/detail/4539より引用
語弊を恐れずに言うと、八村塁選手は才能型。弟の八村阿蓮選手は努力型。
八村家という括りで限定するとこんな位置付けになるのではないでしょうか。
もちろん、兄の八村塁さんも血の滲むような努力で成り上がってきた選手です。
しかし、アメリカの強豪大学に推薦入学しNBA1位指名も確実の兄の八村塁。
そんな偉大すぎる兄を持つ八村阿蓮。
少なからず劣等感を抱いているのではないでしょうか。
八村塁になはない弟・阿蓮の良さ

しかし、母校の明成高等学校の恩師の佐藤久夫コーチは八村阿蓮選手の良さ。
これについてこう語っています。
佐藤久夫コーチは「高校の段階では塁よりも身体が強い」ことを挙げている。また、兄の塁は自分の目標を追うことに対して貪欲だったが、阿蓮は自信を持てるようになるまで時間を要した選手。そんな弟に対し佐藤コーチは「試合に負けるたびに『弱い心を変えたい』と自分に向き合ってきた選手で、時間はかかったけど、努力する姿勢は兄に劣らない」とも言う。
https://basket-count.com/article/detail/4539より引用
佐藤コーチは心の成長についてこのように語る。「阿蓮は『僕もやれるんだ』という内面にある心の成長に伴って、バスケットが上達した選手。『高校生は化ける』の良い例でしょう。八村阿蓮という『個性』が出てきたので、これからもっと伸びていくと思います」
https://sportsbull.jp/p/245531/より引用

八村塁選手八村阿蓮選手の違い。
それは「気持ちの強さ」この違いがスキルの向上の速度に差を生んでしまったのでしょう。
八村阿蓮選手は闘志あふれる兄の塁選手と比べて非常に気持ちの優しい選手。
そう佐藤久夫コーチ語っています。
そんなメンタル面の弱さがスポーツでは障害になってしまったのでしょうね。
そして、それが自信や技術の向上に非常に多くの時間を費やしたのでしょう。

しかし高校時代でその、メンタル面の向上と共にその技術もぐんぐん向上。
3年生になった段階で八村阿蓮は兄と遜色ないレベルの選手に成長していきました。
「阿蓮は心の成長に伴ってバスケットが上達した選手」
佐藤久夫コーチはこう語っています。
また、「高校の段階では塁よりも身体が強い」
佐藤久夫コーチはそう語っているようにそのポテンシャル。
そういう面で見ると、兄の塁選手には負けず劣らずだと思います。
だからこそ、これからの伸び代はかなり期待できるでしょうね。
兄の存在が刺激に「努力の量では負けたくはない」
また、インタビューでは兄の塁選手についてこう語っています。
「塁に負けないように、とは思わないですけど、刺激は受けるし尊敬しているし、努力して結果を出していることを知っているので、自分も同じだけの努力をすれば絶対に結果が出ると思っています」
https://basket-count.com/article/detail/14737より引用
今の目標はBリーグだと語っている八村阿蓮選手。
また「将来は日本代表で塁と一緒にプレーしたい」
そんな思いもあるようで、いつかは兄と同じフィールドに立つことを夢見ているようですね。
意外なことに、ご本人自体はあまり意識はしていないようです。
兄の塁選手はライバルというよりも「雲の上の人」そんな意識ではないでしょうか。
確かに、ここまで兄が偉大すぎると、少し遠い存在に思えてしまう。
そんな風に思ってしまってもおかしくはないでしょうね。
八村阿蓮が八村塁の弟と呼ばれなくなる日も近い

偉大すぎる兄を持つ八村阿蓮。
「八村塁の弟」まだまだ世間からはそんな呼び方をされるでしょう。
しかし、まだまだ発展途上中の八村阿蓮選手。
そのポテンシャルは兄にも負けず劣らずのものがあります。
八村阿蓮選手が「八村阿蓮」として世間から認められるようになる瞬間。
そんなタイミングはそう遠くなさそうですね。
今後の八村阿蓮選手の活躍に期待したいです!
コメントを残す