世間を賑わす10歳の天才youtuberゆたぼん。
そんな彼を語る上で欠かせないのがお父さんの中村幸也さんの存在。
ゆたぼんの今回の考え方にはお父さんの考え。
そういうものに非常に大きく影響を受けているように思います。
今回は、そんなゆたぼんのお父さんである中村幸也さんについて詳しくお伝えしたいと思います。
Contents
ゆたぼんの父の中村幸也さんはどんな人?職業や人柄は?

心理カウンセラーとして活躍
中村幸也さんは「心理カウンセラー」という職業をされています。
自身も不登校児を持つ経験から、全国の不登校の親御さんに対して「学校に行かない生き方」
というものを提案する活動をされているようです。

こちらが、出版されている中村幸也さんの代表作「諦める勇気」という本です。
この本では「とりあえず逃げればよい」
そんな風に誤解されがちですが、決してそんな思いで書いた訳ではないでしょう。
中村幸也さんの心理カウンセラーの根底にある信念には「自分にあった生き方をしよう」
そんな思いがあり、その上で「逃げる勇気」を持とう。
ということだと思います。
心理カウンセラーという「肩書き」以外での活動
しかし、中村幸也さんご自身は「心理カウンセラー」
と呼ばれることに対してあまり良い風に思っていないようですね。
その理由についてはこう語っています。
「肩書き」というのは自分を「肩書きどおりに人間」に閉じ込めてしまうのだ。
だから肩書きなんてどうでもいい。だいたい肩書きなんて言ったもん勝ちだから、
名乗ろうと思えば、何を名乗ってもいいんだ。僕はカウンセリングもするし、
本も書くし、仮想通貨の取り引きもするし、5人の子の父で子育てに関してもアツく語るし、興味のある事はなんでもやる。
カウンセラーでもあり、作家でもあり、投資家でもあり、パパでもあり、
つまり「なんでもあり」だ(笑)
常識に囚われない考え方

自身を「心理カウンセラー」という枠にはめたくない。
そんな思いは、中村幸也さんの「常識に囚われない考え方」
そういう思いが根底にあってこその考え方でしょう。
そして、ゆたぼんの考え方も、この中村幸也さんの常識に囚われない考え方の影響。
こちらが非常に大きいです。
というよりも、この父親である中村幸也さんからもろに影響を受けているのは間違い無いでしょう。
(だからこそ、洗脳なんて言われる理由にもなるのですが・・・)
中村幸也さんの考え方について自身のブログでこう語られています。
真の「自由」とは世間に由らず、自分に由る生き方の事です。
自分に由る生き方が「自由」なはずなのに、
僕は世間に由って生きていた。だけど「世間由」なんて言葉は存在しません。だから世間を判断の基準にするのではなく、大事なのは自分の基準を持つ事。
モノサシはひとつである必要はないし、いくつあっても構わない。
中村幸也公式facebookより引用

中村幸也さんは、決して既存のレールに乗ってきた生き方をしているとは言えません。
だからこそ、ひたすら「自分らしく生きる」とは?
という道を模索してきたことでしょう。
だからこそ、普通に生きている人よりも、柔軟に価値観を形成しているように思います。
そして、かなり壮絶な人生を歩んできたそうで、既存のレールから外れた人生。
そんな人生を送ってきた経験があるからこそ、たどり着いた考え方のようです。
そして、そんな中村幸也さんの壮絶な過去を今からご紹介したいと思います。
中村幸也さんの壮絶な過去

中学時代はヤンキーで荒れていた

下の列の真ん中が中村幸也さんみたいです(笑)
中学生時代のめちゃくちゃグレていた時の中村幸也さんのようです。
い…….いかつい・・・
中村幸也さんは学生時代、中卒・元暴走族副総長の筋金入りの悪だったと語っています。
暴走、喧嘩、窃盗、傷害、シンナー、覚せい剤…
といったあらゆる悪いことを繰り返したとてもあれた少年時代を送っていたそうです。
盗んだバイクで走り出すだけでは飽き足らず学校のグラウンドで暴走したり・・・
タバコを吸いながら学校の廊下を悠々と歩いたり・・・
かなりのやんちゃをしていたようです。
家にほとんど帰らずに、友達の家を転々としていたかなりグレていた時期でした。
高校に行かずに現場仕事

16歳の時に鉄筋工事の仕事を始めた中村幸也さん。
親方にアパートを借りてもらい、一人暮らしを始めます。
六畳一間の風呂はない、トイレは共同便所の築40年は経っているアパート。
汲取り式だったから夏場は特に臭いがきつかったと語っています。
しかし、食費を前借りしては、パチンコで使い果たし、警察にも何度もお世話になる日々。
仕事をして自立をしてはいるものの、とても更正とは程遠い生活だったようです。
母の一言で生まれ変わる決意、そして地元の茨木市を飛び出す

そんな人生を変えるきっかけを与えたのはとても厳しかったと語っている母の存在です。
母の厳しい声をもらった中村幸也さん。
「このままではいけない」そう思い、生まれ育った大阪府茨木市を離れる決意をします。
親や友人すべてと連絡を断ち、枚方市のパチンコ店で住み込みで働きました。
そして、生まれて初めて本気で働きました
職場でも重要なポジションを与えられ、パチンコに行く事もやめ、タバコもやめる。
すべての借金を返済して貯金も100万円を超え。
独学で勉強して高等学校卒業程度認定試験(旧大検)にも合格。
徐々に人生が好転していく兆しが見えてきました。
自分の人生を再度考え直す

しかし、まだまだ世間から見れば、やっと一人前になれただけ。
「このまま一生パチンコ店でいいのか?」次第にそう考えるようになった中村幸也さん。
働きながらハローワークに通い、パソコンのスキルを身に着ける為、
仕事を辞めて職業訓練学校に通う事にしました。
パソコンのスキルを身に着け、不動産の営業、アパマンショップで賃貸の仲介の仕事を始めます。
将来は宅建の資格を取って、自分で不動産屋を開業する。
そんな未来像を描いての転職だったようです。
しかし働きながら不動産屋の現状を知り、その未来は明るくないと感じたので、
別の道を模索する事になります。
その時から今の奥さんであるきよみんさんと付き合っていたそうですね。
この時は妻の支えがなければ今の自分はいなかったと語っています。
模索している中で見つけた「カウンセラー」という職業

禁煙カウンセラーとして活動し「禁煙マニュアル」を販売

そんな時に出会ったのが「ネットビジネス」
自身がヘビースモーカーだった経験やその「禁煙」という成功体験。
これを活かし、「禁煙カウンセラー」という形で情報起業をされています。
いわゆる情報商材の「禁煙マニュアル」を販売していました。
(今は販売を中止されているみたいです)

なんだ・・・この怪しいものは・・・。
なんていうこれを聞いたあなたは印象を受けるのではないでしょうか。
「情報商材」というものは確かに、世間的なイメージはあまりよくないでしょう。
しかし、中村幸也さんは決して詐欺的な物を売っていた訳ではありません。
「人から感謝されるものを売る」
この商材の口コミや中村幸也さんのブログを見てもかなり真摯にビジネス活動をされていたようです。
こちらは、過去に中村幸也さんがマニュアルの購入者から頂いた手紙の内容。
こちらを自身のブログで公開した内容です↓
これは、私は禁煙カウンセラーであり、自身の経験も元に禁煙マニュアルを販売している。
そして、たくさんの方が禁煙に成功し、私にメールや手紙を送ってきてくれる。
本当にありがたいことです。今回メールを送ってきてくれた方は、以前、半年に渡りメールでもやりとりしながらも、
タバコをやめることが出来なかった方だ。中村幸也公式HPより引用
このように、マニュアルを購入した人もしっかりと価値を感じている。
そして、感謝の声まで届いている。
情報商材は詐欺的な物が多いです。
しかし、そんな中でもしっかりと価値のある物を提供されている印象です。
心理カウンセラーという職業との出会い

そして、紆余曲折を乗り越え、今の「心理カウンセラー」という職業に出会います。
そのきっかけは2010年に恩師の日本メンタルヘルス協会の心理カウンセラー衛藤信之先生との出会い。
この出会いをきっかけに、自身の「心理カウンセラー」としてのキャリアを積んでいくことになります。
まとめ

中村幸也さんの過去を知った人は「美談にするな!」
なんて、過去と今を結びつけて今の中村幸也さんを認めることができない人も多いでしょう。
そして、ゆたぼんの生き方をに否定的な人はその影響の元である中村幸也さんも否定するでしょう。
しかし、これも一つの家族の在り方だと思いますし、親子で「学校に行かない生き方」
というのを必死に模索しています。
これも一つの価値観と捉えて、批判するだけではなく応援する人もいては良いのではないでしょうか?
コメントを残す