緊急事態宣言が出され、経済がほぼストップ状態の日本。
GW終了の2020年5月6日までの予定ですが、気になるのはやはりこの自粛はいつまで続くのか?ということでしょう。
今回は、そんな緊急事態宣言はいつまで続くか予想してみました。
Contents
緊急事態宣言の内容をおさらい
まずは、簡単に現在出されている緊急事態宣言についておさらいしてみましょう↓
・2020年4月7日に緊急事態宣言を東京など7都府県に発令し、その後、対象を全国に拡大
・特定警戒都道府県に指定した13都道府県は感染状況によって自治体ごとに異なる対応を取ることもあり得る
・ 特定警戒都道府県→(北海道、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡)
・緊急事態宣言は2020年5月6日まで
とはいえ、日本の憲法上、海外のように外出禁止などの強制力を持たせるロックダウンはできず、あくまでも『自粛要請』にすぎません。
緊急事態宣言はいつまで続くか予想!延長の可能性が非常に濃厚?
延長の可能性の理由①感染者が減らない現状

まず、一番の理由は『減らない感染者』
そもそも当たり前ですが、この緊急事態宣言の目的は『感染者を減らす事』であり、発令から20日近くたっても未だ1日300~400人を推移しており、発令されてから、何の変化もないというのが現状。
都内でも100人超えが連発してる中、解除はまず難しく、終了の5月6日まで、あと10日足らずでこの現状が劇的に変化するとは到底考えづらいでしょう。
「実施期間は5月6日までとなっていますが、感染者数も予想より減少せず、延長するかどうかの議論も始まるそうです。安倍首相も発令前から、『専門家の皆さまが収束にいたっていないと判断されれば、延ばしていくことになる』と、発言していました。延長期間については“最低2週間”という意見もあるそうです……」(全国紙・政治部記者)
延長の可能性の理由②小規模向けの休業手当
おっとー、これで緊急事態宣言延長は確実だな…。
https://t.co/gOPOImlrf3— tyuu__ (@tyuu__) April 24, 2020
厚生労働省はが休業する小規模企業が従業員に支払う休業手当について、賃金と同じ水準を支給する場合は全額を雇用調整助成金で補助する方針を発表。
ここまで補償を渋っていた政府のこのような発表からもますます経済の再開が難しい事を示唆しています。
延長の可能性の理由③ますます悪化する兆し
こうなると、今日明日で、緊急事態宣言の延長が出るのでは。
内閣官房コロナ対策推進室の職員が感染…経済再生相の東大病院訪問に同行 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン https://t.co/UrOvu86Qel
— George Hirose (@hirosegeorge) April 24, 2020
こちらは2020年4月24日に『内閣官房コロナ対策推進室の職員が感染』と発表。
まさかの国の対策本部にまで感染は拡大しており、まさに、対岸の火事ではなく、コロナは意思決定機関にまで迫ってきている模様。
こんな状況に国は解除なんて判断を果たして出せるでしょうか?
緊急事態宣言は具体的にいつまで続くか予想!6月末が濃厚?

やはり、専門家の意見を見ていても、早くて6月初めという声が多いようです。
リアルな線としては、2週間の延長を何度も繰り返していくように思います。
緊急事態宣言の解除は、6月から7月ごろということになるのだろうか。前出の医療ジャーナリストも次のように語る。 「中国・武漢では約2カ月半も都市封鎖を実施しました。アメリカやヨーロッパ各国も、日本より早い時期に、厳しい外出制限措置を講じていますが、措置の期間の延長を重ねています。もちろん日本は状況も条件も異なります。しかし専門家からも“緊急事態宣言を欧米並みに2カ月続けるべき”といった意見も上がってくることでしょう。感染者数がある程度まで減らないとすれば、延長を2~3度重ね、解除が6月にずれ込む可能性も濃厚ですね」
安倍晋三首相は17日夕、官邸で記者会見し、5月6日までとなる緊急事態宣言の期間の延長の要否は専門家の提言を踏まえて判断するとしているが、岡田教授は「現実的に5月、6月の解除は難しいと思う。出すよりも解除する方が難しい」と指摘。

しかし、日本の場合、海外のようにロックダウンできないので緊急事態宣言の効果は薄く、ロックダウンができる海外諸国との比較は難しいのが現状。
そのため、ロックダウンができる海外諸国に比べてダラダラとこの状態が続いていく事が予想されるので、どこかで腹をくくって解除してしまう可能性もなきにしもあらずですね。
緊急事態宣言はいつまで続くかについて日本国民の意見
感染者数増加がピークアウトしている状況から「緊急事態宣言いつまでやるんだ!経済やばいぞ!」という意見もあるが、医療現場がタイトな状況では感染重症者をまだまだ減らさなければならない状況と思うので、緊急事態宣言はまだ続ける必要があるのだろう。
— Onodera Ikuo (@ikuo_o) April 24, 2020
(感染拡大が)下火になったとしても、小さな山が何度か繰り返してくることは覚悟した方がよい」と指摘。「感染者が出ていない岩手県などで延長する必要はない」(与党幹部)との声もあり、政府は各地域の感染者数や人出の状況などを踏まえ、緊急事態宣言を延長すべき地域を絞り込む。
— TY (@recoang104) April 24, 2020
SNS上を見ていると、やはり『延長はする必要はない』という意見が多いように思いました。
しかし、上の投稿のように『医療現場のことを考えると延長』『特定警戒都道府県に絞って延長するべき』という冷静な意見も見られました。
緊急事態宣言はいつまで続くか予想のまとめ

残念ですが、緊急事態宣言は『延長』されることが濃厚でしょう。
そして、いつまで続くのか?という疑問に対しては『6月中』という専門家の意見が多いようです。
そもそも、発令されてから終了の期間が短過ぎますし、この余裕のなさを見る限りでもあらかじめ延期を想定をしての発令だったのではないでしょうか。
まさに進も戻るも地獄・・・
今は今後の展開を待つしかないですね…。