今日本でもじわじわと人気が出てきつつある韓流アイドル?いや芸人?
アイドルなのにお笑いという真新しいスタイルが爆発的人気を予感させますね。
今回は、そんなKOKOONとは一体どんなアイドルなのか?
0からでも分かるように詳しく解説してみました!
Contents
KOKOONとは一体どんなグループ?
『お笑い』X『アイドル』という真新しいコンセプト

KOKOONは従来のクオリティの高いダンスや楽曲といったパフォーマンスを披露するいわゆる『韓流アイドル』
そして、それに加えて『お笑い』という新しい試みするアイドルグループです。
そんな『お笑い』X『アイドル』という真新しいコンセプト
つまり、いわゆる飽和状態における韓流アイドル業界において、「ギャグアイドル」というジャンルを確立することができれば
まさに正統派の韓流アイドルたちとは『戦わずに勝つ』一人勝ち状態を作ることができるのです。
グループ名の由来は?

KOKOONのグループ名の由来は、殻を破り蝶のように飛び立つ繭のように、韓国だけでなく、世界を舞台としてお笑い界に新たな風を吹かせる大きな人物になる。
そんな意味を込めて名付けられました。
韓国のユンソグループと吉本がプロデュース

韓国のお笑い最大手事務所の「ユンソグループ」
「ユンソグループ」は、元コメディアンユン・ヒョンビンさんが「コメディと文化の融合発展」を目的に設立した新概念のギャグ文化ブランド。
いわば韓国界の吉本とも言える最大手のコメディアン事務所です。
そんな「ユンソグループ」が主導でこのKOKOONは運営されています。
吉本とタッグを組み世界進出を目指す

そして、『アイドル』グループの運営に『お笑い』要素を入れるために、『お笑い』ノウハウが必要なこと。
そして、この「ギャグアイドルプロジェクト」は韓国デビューと同時に海外進出も可能な「グローバルギャグアイドル」を目指すことから、日本の吉本興業にもタッグを依頼。
そして、ユンソグループと吉本がパートナー契約を結び吉本が日本でのプロモーションを行なっています。
事務所事情についてはこちらの記事で詳しくお伝えしています↓
KOKOONはアイドル?芸人?一体どっちなの?

ここまで聞いて、疑問に思うこと。
それは、結局KOKOONは『アイドルグループ』なのか『お笑い芸人』なのかということでしょう。
ベースは『お笑い芸人』?
実は、このKOKOONは1990年代にお笑い界の防弾少年団とも言われた韓国の韓国のお笑い芸人5人によるお笑いアイドルグループ『Tintin Five』がモデルになっていると言われています。
日本でいうと、『野猿』みたいなものでしょうか。
このように、『お笑い』をベースに音楽活動も行うということでしょう。
つまり、『韓流アイドル』というのは芸人としての役作りにすぎず、いつのまにかバラエティタレント・役者となんでもできる人になっていたみたいな感じになるのでしょうね。
韓国のアイドル生命は短い、そしてKOKOONメンバーはそれにしては年齢高いですが、コメディアン兼アーティストとしてなら末長く活動できそうで、その辺賢いな〜と思いますね。

とはいえ、これは日本人からすると実はこれは全く新しいものではなく見事に30年前からこのようなことを実現する日本のアイドルグループがあります。
それが、『SMAP』です。
日本では当時では異例のジャニーズがバラエティ番組に出演するなどして、活躍の幅を広げた『SMAP』のような戦略。
SMAPは『アイドル』からスタートし、今ではバラエティ・俳優・司会者などなど….
様々な活躍の幅を広げていきましたが、スタートは違えど似たような戦略に間違いないでしょう。

実際にインタビューでもアイドルとして目標とするグループに『SMAP』とはっきり答えており、『感動』『勇気』『お笑い』を与えられるアイドルになりたい。
こんなことを答えていました。
そもそも明確な線引きはない?

しかし、『ギャグアイドル』というはあくまでも『最初の地点』に過ぎないことでしょう。
その最終的な目標については以前に関係者たちの発言で分かることでしょう。
以前に語ったユン・ヒョンビンさんインタビュー。
コクーンはお笑い公演や音楽活動、バラエティー、ドラマなど多彩な分野で活躍する万能エンターテイナーグループになることを目指している。

田中凌さんもインタビューでこう語っています。
「韓国ではお笑いとアイドルはまったく別物と考えられていて、そういう(別のジャンルを掛け合わせた)グループを作ってみよう』というのがきっかけだったそうです。
つまり、あくまでもライバルはBTSや東方神起といったものではなく、唯一無二の『万能エンターテイナーパフォーマンスグループ』ということでしょう。
つまり、そもそもアイドルとか芸人とか線引きを決めること自体がナンセンスということ。
日本でもEXILEが『EXILE』というジャンルを確立したように、『KOKOON』という新たなジャンルを確立したいのでしょうね。
最初は『芸人アイドル』としてスタート?

とはいえ、『Tintin Five』のように田中凌さんを除くとお笑い芸人としての実績がないからこそ、芸人として認知されるのも難しいことも事実。
それに、あのクオリティの高い楽曲とダンスという『アイドル』というベースがあるからこそ、『お笑い』の要素が活きてきます。
だからこそ、最初は世間には面白い『アイドル』として認識されることでしょう。
そして、当分この『面白いアイドル』という路線で活躍をしながら今後の活路を見出していくのでしょうね。

しかし、一方でメンバーのキム・テギルさんはグループについてこのように話しています。
「私たちが出てきた理由は停滞したコメディー界に新鮮さを吹き込むため」とし、「私たちのようなニュー・フェースがたくさん出てきてほしい」と話した。チョン・ジェミンも「新しい道を切り開いて新鮮だ、おもしろいという反応を得たい」と強調した。
このように、最初に話したように、やはり方向性としてはお笑い界で活躍したい。
そんな思いがあるようで、要するに、KOKOONは『超新塾』の上位互換みたいな位置付けで見たら良いのかもしれませんね!
本人たちは『アイドルなのに面白い』よりも『芸人なのに歌やダンスが上手い』を目指しているのでしょう。
KOKOONとはどんなグループ?のまとめ

今回は、KOKOONについて詳しくご紹介してみました。
結局のところ、今でも野球の大谷翔平がピッチャーなのかバッターなのかと議論されているように、前例がないものは『これだ!』と明確な線引きがないものです。
しかし、大谷翔平が『2刀流』という新しいジャンルを確立しつつあるように、最終的には固定概念をぶっ壊し、『万能エンターテイナーグループ』というものを作りたいのでしょうね。
『KOKOON』という新しいジャンルができるのを楽しみにして活躍を見守っていきたいですね!