ホークスの育成出身の養成はなぜうまい?一芸に秀でる選手の獲得が大きな理由だった!

ホークス 育成 うまい

今や日本球界を席巻する王者・福岡ソフトバンク。

近年のその異常とも言える強さっぷりは周知の通り。

その強さの秘密は順調に育つ生え抜き選手やバランスのとれた補強。
そして、意思疎通のとれた選手全員の向く方向が同じ質の高い野球。

全てにおいて圧倒的なレベル。
しかし、その陰で忘れてはならないのが「育成選手」の存在。

育成選手が1軍で活躍するといえば、一昔は雲をつかむような話でしたが、今やホークスでは当たり前のように見られるその光景。

一体なぜ・・・?

ホークスの育成出身の養成はなぜうまいのか?この記事ではそんな秘密に迫ってみました。

育成から多くのスターが誕生する福岡ソフトバンクホークス

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過去には、現在では日本を代表するエースでもある千賀滉大選手。

そして、甲斐キャノンで大ブレイクした強肩捕手の甲斐拓也選手。

更には、盗塁のスペシャリストの周東佑京などなど….

そうそうたるメンツが実は育成出身という事実。

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2019年の日本シリーズでは1試合になんと5人もの育成選手が出場するなど、その割合は異常。

特に2010年のドラフト会議では、近年稀に見る育成選手の大豊作。

育成4位千賀滉大 育成5位 牧原大成  育成6位甲斐拓也…..思わず目を疑うような光景。

まさかこの育成下位の選手たちが将来のホークスを支えるなんて夢にも思わなかったでしょう。
その秘密は一体どこにあるのでししょうか?

ホークスが育成がうまい理由はドラフト会議での選び方にあった!?

この秘密についてば、現在youtuberとして活躍する元千葉ロッテマリーンズの捕手でWBCでも活躍するなど球界を代表する捕手だった里崎智也さんが自身の「里崎チャンネル」で解説をしています。

本来の育成契約の選手はあと一歩の選手が選ばれる

里崎智也さん曰く、ソフトバンクホークスは「他のチームと選手の獲り方が若干違う」そんなことを述べています。

本来の育成契約の選手とは「あと一歩頑張れば本指名のドラフトにかかるような選手」という選手たちを取る。そんな基準で選んでいます。

「この選手はコントロールがもう少しよければ本指名いけただろうな〜」「この選手はもう少し守備がよければ本指名をいけただろうな〜」

みたいに、「あと一歩」の選手が育成契約として指名されるのです。

そして、私たちの常識の育成契約に対する認識もそのようなものでしょう。

しかし!ソフトバンクホークスの育成選手の選ぶ基準は一味違う

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どういうことかといいますと、ソフトバンクすホークスの育成契約の選手を選ぶ基準は「とにかく足が速い」「とにかく肩が強い」「とにかく遠くへ飛ばせる」などなど….

身体能力に特化した人しか獲らないというのが方針のようなのです。

技術は後から教えることができるからなくても良いので、とにかく何かに秀でた選手。
というのを基準にして育成選手を選んでいるというのです。

つまり、走力(10)守備(1)肩(1)打撃(1)みたいな人でも、他の1は5まで上げることができれば、かなりの面白い選手になるだろうという考えのようですね。

ある意味、前者は弱点を見る減点に対して後者のソフトバンクは長所だけを見る加点法ということでしょう。

その結果・・・出てきた時のインパクトが大きい

ホークス 育成出身

このように、ソフトバンクホークスのように育成選手の獲得基準が「とにかく何かに特化」していること。
このようなシンプルかつ大胆な基準なので、必然と1軍に出てきた時のインパクトがすごい。ということなんですね。

確かに言われてみれば、ホークスの育成選手が1軍に上がってきた時には、甲斐拓也選手も甲斐キャノンと言われるその「肩」、そして、周東佑京選手は化け物レベルの「足」、千賀滉大選手はとにかく「球が速い」などなど….

なにかしらの代名詞が付いていてかなり記憶に残る選手ばかりですよね。
つまり、ある意味「獲る前からある程度の結果は決まっている」ということでしょう。

この情報は里崎智也さん本が「ソフトバンクの人から聞いた」と述べているので、かなり信ぴょう性のある情報でしょう。

ソフトバンクホークスはそもそも獲る育成選手の数も多い

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12球団で2番目に多い育成契約選手の指名の数

忘れてはならないのが「ソフトバンクは育成ドラフト制度を最も活用しているチームの一つ」ということでも有名。

ソフトバンクはなぜ?こんなに育成選手が活躍するの?という疑問は単純に育成選手の数が多い。という当たり前の理屈も忘れてはいけません。

2005年の育成ドラフト導入以来、2019年のドラフト会議までに65人と巨人の74人に次いで2番目に多いということになります。

そもそも、日本ハムなんかは2018年にBC富山の海老原一佳外野手を指名するまで育成契約の指名はしないことでも知られていました。

西武ライオンズも2019年のドラフトまでに過去に指名された育成契約の選手はたった9人のみ。

もちろん、ソフトバンクホークスのスカウト蓬春の秀逸さも際立っての結果だと思いますが、単純に確率論でも言えば、「育成選手がもっとも活躍する可能性の高いチームの一つ」ということ。

単純に数の理論の問題でもあるのですね。

育成選手の環境は12球団1

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しかし、数こそ巨人より少ないとは言え、その育成契約が所属する3軍育成環境は雲泥の差。

しっかりと「育成環境」という受け皿を用意し、うまく育成選手が育つ仕組みを構築できています。

単純に「大量に仕入れて大金をつぎ込む」単純なすが、これをできているのは意外にもソフトバンクだけと言えるでしょう。

お金のあるソフトバンクだからこそできる戦略とも言えますが、まさに育成システムをもっとも有効に活用できている球団ともいえるでしょう。

育成選手同士で争いハングリー精神が生まれる熾烈な環境

また、ソフトバンクホークスはこの育成選手の「数」というものも武器にし多環境作りも上手です。

ソフトバンクホークスでは、育成選手で形成される3軍から2軍の試合に出場することも困難。
なぜなら、3軍から2軍の試合に出場できる人数も「5人」までと決まっているからです。

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この段階から育成選手同士での熾烈な競争に勝ち抜かなければいけません。

だからこそ、常に張り詰めた空気が育成選手同士の環境でも形成され、ハングリー精神が生まれる理想的な環境となっているのです。

これは育成選手が多いからこそできることであり、「数」が上手く機能している例とも言えるでしょう。

ソフトバンクホークスの育成がうまいのは必然だった

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ソフトバンクホークスの育成契約選手からスターが誕生したり、主力選手になったりと、これらは決して偶然ではなく、「スカウトの戦略」「その後の育成環境」「育成選手の獲得する数」などなど、全てが組み合わさって招いている結果でしょう。

とはいえ、これは「ソフトバンク球団」というある程度金銭的に余裕のある球団だからこそできる術であり、他の多くの球団は真似することは難しいでしょう。

しかし、「一芸に秀でた選手を獲る」というスカウト戦略はすごく面白い試みだと思いますし、真似する球団も現れることで、本来プロ野球選手になれないはずの未来の隠れた逸材を発掘することにも繋がるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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