価値観の多様性が進む現在の日本社会。
そんな日本社会において、「結婚」という制度に対する価値観も徐々に変わりつつあります。
そんな結婚制度に対して、知名度共に日本を代表する実業家であるホリエモンこと堀江貴文さんの結婚観は非常に特殊なものを持っており、度々話題になりますよね。
今回は、そんなホリエモンのちょっと変わった結婚観をご紹介したいと思います。
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実は過去に結婚経験のある堀江貴文(ホリエモン)

ホリエモンといえば度々週刊誌などで女性と噂にはなりますが、独身を貫いているイメージが非常に強いですよね。
しかし、そんなホリエモンも若かりし頃に1度結婚していたことがあるのです。
オン・ザ・エッジ創業から数年経った1999年に元部下の女性とできちゃった結婚。
一人息子を授かりますがその後3年で離婚しています。
詳しくはこちらの記事で書いています↓
堀江貴文(ホリエモン)は離婚したことで結婚観が崩壊!?
そんな結婚と離婚を経験したホリエモン。
自身の経験から少し結婚に対して現代の日本社会で一般的とされている価値観とは少し離れた特殊な価値観を形成しているようです。
その一部をご紹介しましょう。
結婚は必要ない?現代の結婚制度に疑問

「人生の本質はグラデーション」物事にはいろんなパターンがあり、すべてに白か黒を決めるのはおかしい。
そんなことを語るホリエモン。
仕事も別に一つに絞る必要もないし、恋愛や結婚もしかり、「結婚」という制度に縛られる必要がない。
別に結婚しなくてもそのまま「事実婚」でも良いし、「週末婚」などなど,,,,
一つの結婚という形式に当てはめる必要なない。
そう前置きした上で、そもそも結婚制度とは、産業の主体が農業だった時代につくられたもの。
先祖伝来の田畑を「長男に相続させる」という明確なルールを徹底させなければ、別の人間に農地が譲られて土地が細分化したり、耕作放棄地(荒地)になってしまったりするから、年貢を徴収するにあたって効率が悪くなる。
だからこそ、結婚という制度を作り跡取りを設けるためのシステムを作った。
また、それだけでなく、その時代は農耕で食べていくためには一人でも子供を作った方が有利だったため。
そんな時代において生きていくために「結婚」という制度は非常に機能しており、必要なものでしたが、産業や科学技術が発達した現代では結婚という制度に縛られず一人で生きていくことも可能。

むしろ、「結婚」という制度は現代社会では足かせになる。
そんな持論を展開していました。
しかし、一つ誤解を与えないように、ホリエモンはあくまでも「したくないけど結婚をしている人」に対して向けているものであり、結婚を全否定しているようではないですね。
そもそも、なぜみんなそんなに結婚したがるのだろう。
たとえば30歳で結婚して80歳まで生きるとしたら、丸50年間もたった一人の人間を生涯のパートナーとしなければならない。
若い頃はいろいろな人とつきあったり別れたりしていたのに、ある日突然、自由恋愛をスッパリやめて一人のパートナーと独占契約するなんて無理がある。
https://r25.jp/article/703805216695837977より引用
一夫一妻制度にも疑問?
また、先ほどの「人生の本質はグラデーション」
そんな発言に関連して、日本では当たり前とされている一夫一妻制度に対しても疑問を呈していたホリエモン。
結婚も「事実婚」や「週末婚」など、多種多様な形があっても良いという考えと同様に「パートナーも一人だけである必要もない」そんなことも語っています。
こちらも歴史的な観点から持論を展開しており、「一夫一妻制」というのは非モテ男を守るためのものとのこと。
放っておくとモテ男に複数の女の子が集中してしまい、非モテ男があふれるため、「一夫一妻制」をつくって、長男が必ず結婚できるようにしと語っています。
また、違う動画ではもう一つ「一夫一妻制」のデメリットとして「亡くした時に喪失感が強い」
そんなことも挙げていましただからこそ、分散してポートフォリオを組んだ方が良い。
そんなことを語っていました。
一夫多妻制の国なんていくらでもあるのだし、大正天皇の時代まで皇室には側室制度が公然と存在した。かつて政治家やセレブはお妾さんを何人も囲っていたものだ。
僕らだって、自分が置かれている立場や環境によって、時間を共有したい相手は変わってくる。人生のパートナーをたった一人に絞る必要なんてなく、その時々、ファジーに入れ替えればいいのだ。
https://r25.jp/article/703805216695837977より引用
堀江貴文(ホリエモン)の家族観もすごい!
そもそも家族って必要?
「家族ってそもそも必要?」「みんなやめちゃえばいいのに」家族という存在自体にも疑問を持つホリエモン(笑)
家族を作って立派な過程を作らないといけないと思い込むのは間違い。
そんなことを語るホリエモン。
しかし、誤解をしてもらいたくないのは、ホリエモンはあくまでも「現代社会の画一的な家族制度」に対しての疑問であり、恋愛を否定しているのではないということころ。
ただ、社会性を保つためになんとなく結婚したりする人に対して疑問を呈しているようです。
これは、先ほどの農耕時代の話と少しリンクしていますが、自立して生きていくことが可能な時代、無理して家族を作らなくても生きていける。
そんなことからこの考えがあるのでしょうね。
子育て嫌いが関係している?

また、このような考えの根本には「子育てが嫌い」こんなことがあるのではないかと思います。
ホリエモンは「子供は可愛い時は可愛いけどムカつく時はムカつく」「子供は負債」
そんなことを語っているように、ホリエモンは子供に対して少しドライに考えているように考えているように思います。
確かに、世の中の多くの人は「子供を持つこと」が結婚することのメリットを挙げるのも事実。
愛したパートナーの子供を子育てする楽しみ。
しかし、ホリエモンからすると、そんな子育てに楽しみを見出せなかった。
そんな理由が結婚や家族を持つことに対してメリットを感じない根本的な理由なのでしょう。
ただ、決してホリエモンは根っからの子供嫌いというわけではなく、子育てに時間を取られることがなによりも苦痛だった。
そう語っており、子供を持つということがホリエモンのライフスタイルに根っから合わなかったのでしょうね。
わが子の成長を見守るのは、驚きと感動にあふれて飽きることがない、という考えもわかる。事実、僕も自分の子どもがとても愛おしかった。
しかし、子育てに仕事の時間を奪われるのは耐えがたい苦痛だった。だからベビーシッターや家政婦をフル活用する、ラクな子育てを提案してみたのだが、元妻は感情論でそれを却下した。
https://r25.jp/article/703805216695837977より引用
堀江貴文(ホリエモン)の結婚観は頭が良すぎるが上の価値観?

「結婚」というなんの疑いようもない価値観に対して疑いを持つホリエモンの柔軟さ。
ある意味そんな柔軟さに感心すると共に、個人的に、ホリエモンは頭が良すぎるのですぐ論理的に物事を考えてしまうのだとも感じました。
「一夫一妻制」ではなく複数のパートナーでポートフォリオを組んだ方が良い。
子供に関しても「負債」そんなことを語るように、家族を作ることや子供を作ることに対してもビジネスと同じように感情論を抜きにして論理的に考えている。
だからこそ、そのような価値観を持っているのではないでしょうか。
普通は「なぜ?結婚するのか?」そんな問いに対して「愛する人と結婚したいと思うのは本能的で自然なこと」
そう多くの人は答えることでしょう。
しかし、ホリエモンの視点はある意味そんな感情論を抜きにして、ただ論理的かつ客観的のみの視点で結婚や家族というものを見た貴重な価値観かもしれませんね。
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