闇営業問題で揺れる吉本興業。
そんな最中先日引退を表明した雨上がり決死隊の宮迫博之さんとロンドンブーツ1号2号の亮さん。
この2人が事務所を通さない謝罪会見を行いました。
そんな記者会見で吉本興業の社長・岡本昭彦氏の会見を開いたら「全員クビにするから」発言。
多くの人はこの事実に一体吉本興業の岡本昭彦社長ってどんな人なんだろう・・・?
なんて気になったのではないでしょうか。
今回は、そんな岡本昭彦社長の経歴について詳しくお伝えしたいと思います。
Contents
吉本興業の社長・岡本昭彦の経歴

プロフィール
名前:岡本 昭彦(おかもと あきひこ
生年月日:1966年:年齢:53歳(2019年現在)
学歴:天理大学外国語学部インドネシア学科
役職:吉本興業株式会社代表取締役社長、株式会社MCIPホールディングス代表取締役会長
入社二年目からダウンタウンのマネージャーを務める
岡本昭彦社長は25歳で天理大学を卒業。
その後、入社二年目でまだ駆け出しだったダウンタウンを担当します。
初めからダウンタウンとか責任重すぎ・・・
なんて思うかもしれませんが、この頃のダウンタウンはまだまだ駆け出しの頃の若手時代。
まさか岡本昭彦社長自身もダウンタウンがここまで大物になるとは思わなかったでしょうね。
また、この岡本昭彦社長の入社二年目にダウンタウンのマネージャーになったのはガキの使いの前身とも言える「ダウンタウンのごっつええ感じ」のスタートのタイミングとほぼ同時期。
このダウンタウンの歩みは岡本昭彦社長の吉本興業社員としての歩みとほぼ同じ。
いわばダウンタウンが売れたと同時に岡本昭彦社長も出世街道を登って行ったことになります。
その後も敏腕マネージャーとしてたたき上げで社長に

ダウンタウンを育てることに成功した岡本明彦社長。
その後も今田耕司さん、東野幸治さん、130R(蔵野孝洋さん・板尾創路さん)、木村祐一さんなど多数の人気芸人のマネージャーも務めてきました。
吉本興業大物たちの若手時代を支えた人物ということですね。
芸能事務所のマネージャーとして、タレントのスケジュールや仕事を管理するデスク業をはじめ、番組制作の経験を積み上げたこと。
岡本明彦社長がたたき上げで一吉本興業の社員から社長までのし上がったのは、他ならぬ岡本明彦マネージャーの才覚と努力の結果。
そして、何よりも「ダウンタウンを世に売り出すことに成功したこと」という実績が評価されたのではないでしょうか。
吉本興業の社長・岡本昭彦のマネージャー時代
芸人並みの面白さでガキ使にも度々登場
そんな岡本昭彦社長。
昔のダウンタウンを知っている人はご存知の方は多いのではないでしょうか。
というのも、昔のガキの使いにはマネージャーながらよく登場していたからです。
当時のガキ使では「おかもっちゃん」「ブリーフの貴公子」「泣きボクロの岡本」
そんな異名で知られました。
真冬に『ブリーフ一丁で猫を抱いて』登場したり、視聴率が悪いことを理由に自ら体を張り逆バンジージャンプを行うなど、マネージャーでありながらその扱いは芸人並み。

生粋の関西のお笑い血が入ったそのキャラクターはガキ使のちょっとした人気を博し、岡本昭彦マネージャーだけで特集が組まれるほど面白いマネージャーでした。

マネージャー時代は「ヘタレでいじられキャラ」で人気だった
岡本昭彦マネージャーがガキ使で笑いをとる理由に「ヘタレキャラでいじられキャラ」なところ。
こんなキャラの良さが当時視聴者からもウケていました。
当時新人マネージャーであった岡本昭彦マネージャーは度々ドッキリを仕掛けられるなど、ガチガチのいじられよう(笑)
当時住んでいたアパートに大勢でやりたい放題をしたり、ボーイズラブドッキリを仕掛けられるなど、そのキャラクター企画が活かされた岡本昭彦マネージャーの登場する回が数多くありました。
吉本興業の社長・岡本昭彦の現在はパワハラ社長?
ヤクザ並みの迫力に変貌・・・
社長になりヤクザ並みの威厳のある社長へと変貌

しかし・・・
「立場が人を変える」のでしょうか?
岡本昭彦社長の現在の姿はいじられキャラだった若手マネージャー時代とは全くの別人。
久々にテレビに登場した岡本昭彦社長はその雰囲気もガラッと変わってしまっています。
そのヤクザを連想させるほどのそのガラの悪い口調。
もちろん、冗談でキレているのでしょうが……
昔の岡本昭彦社長を知っている人はいくらネタでもこれがあの岡本昭彦マネージャーなの?
なんて驚いた人も多いはず。
闇営業の件でもパワハラ発言

また謹慎が発表された当初、会見の実施提案を巡って同社の岡本昭彦社長から
「やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんなら記者会見やれ。おまえら全員クビにする力があるんだ」
と完全なパワハラ発言があったことを今回の宮迫さんと亮さんの謝罪会見で暴露されています。
働き方改革が叫ばれ、ブラック企業対策も進む機運が高まる現代社会において、もはや時代遅れと言われても仕方がない体質。
時代ととものその企業の在り方も変わらなければいけない昨今。
マネージャーとしては優秀でも、経営者としてはその素質は岡本昭彦社長に欠けるように思います。
過去の栄光にあぐらをかき、時代とともに考え方を柔軟に変化できなかった。
それが今の岡本昭彦社長の姿ではないのではないでしょう
往年の岡本昭彦社長の姿を知っている人は「悪い意味で変わってしまった」
その岡本昭彦社長の姿にかなり困惑しているようです・・・
ガキの使いでブリーフ姿になったりしてダウンタウンにいじられてた岡本があんな人間になるとは…
— nobu@4G63(ももクロマニア1日目) (@nobubnr32) 2019年7月20日
吉本の今の社長の岡本って昔ダウンタウンのマネージャーしてたよね
よくガキ使に出てたし
あの頃はほんとヘタレでこんなのがマネージャーで大丈夫なの?って思ったけど今は恐喝するような社長にまでなったなんてね…
何がどうしたらそんな風に変化するのかね…— ❤ ✡.*∞aki💐🎸🎨✡.* ❤ (@aki_ae_love116) 2019年7月20日
松本人志も近年の岡本昭彦社長の変化に違和感?

また、この岡本昭彦社長のパワハラ発言を受けて、21日に生放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』で、松本人志さんもこの岡本昭彦社長に対してのその態度に苦言を呈していました。
彼が20年ぐらい前から気にはなってて大崎さんにも『たまに言葉づかいが横暴であったり、そういうところが気になります』
と会長である大﨑 洋氏に対してもその態度は度々目に付くようなニュアンスで語っていました。
また、同席していた東野幸治さんと「いつからあいつらが偉そうになったのか」と言うように、社長になり更にその雰囲気は変わっていったということでしょうね。
しかし、「大崎会長と岡本社長と4人で結構長いことしゃべりましたけど、やっぱり真摯に話を聞いてくれるし、僕の意見はほとんど可能なところまでやってくれているので、絶対に悪い会社ではないはず」
そう擁護していたように、岡本昭彦社長自身も今一度、初心に帰り、自身の立場を振り返る良い機会になったのではないでしょうか。
「岡本」と呼び捨てにし、「僕のマネージャーでもあったんですけど、彼が20年ぐらい前から気にはなってて大崎さんにも『たまに言葉づかいが横暴であったり、そういうところが気になります』と言ったことがあって」と相談していたことを告白。「やっぱりそういう部分が出てしまう時がある。今回も悪いところが出たんだろうなと思うんです」とその不安が的中したようだが、「この時代、それは絶対にありえないし、絶対にそれはやめろということを、彼にも昨日散々言いましたし、分かってくれたと思います。明日の会見に期待したいと思います」と岡本社長が明日行う予定の会見に期待を寄せていた。
盟友・松本人志が岡本昭彦に反抗する日も近い・・・
後輩芸人達は不安よな。
松本 動きます。
— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2019年7月20日
ダウンタウンが売れたその影には岡本昭彦社長の存在があった。
そして、岡本昭彦社長が出世し社長に上り詰めたのもダウンタウンが売れたから。
もはや岡本昭彦社長とダウンタウンは「ソウルメイト」
いわば運命共同体だった。
今思うとそれほどつながりの深い双方の関係。
とはいえ、会社の根本的な体質が変わらない今、外部から変える必要性というものも出てきます。
実際に、そんな岡本昭彦社長に対するかつての盟友・松本人志さんの反抗。
それを意味するツイートも松本人志さんも投稿しています。
そんな苦楽をともにしてきた仲間と関係が悪化し、対立構造になる。
松本人志さんからしても悲しくもあり、複雑な状況にせざるを得ない今の現状。
しかし、岡本昭彦社長が考え方を変えず、吉本興業が変わらないような事態になるとすれば、外部でその環境を変える働きかけをするしかないのではないでしょうか。
まずは、岡本昭彦社長自身も事の重大さを認識し、根本から改革を行なっていく姿勢になってもらうことを願うばかりです。
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